仕事に家事、育児と、毎日忙しく過ごしているのに、夫はテレビを見たりゴロゴロしてばかり…。そんな光景に、ついイライラしてしまうことはありませんか?
「少しは手伝ってくれたらいいのに!」と思っても、なかなか自分から動いてくれない夫にモヤモヤするのは、きっと多くの家庭で共通の悩みでしょう。
実は、私も結婚当初、全く家事を手伝わない夫に頭を悩ませていました。ですが、2年かけて試行錯誤した結果、今では夫が自ら家事をしてくれるようになりました!
そこで今回は、私が実践して効果を感じた「家事をしない夫に家事をお願いするためのきっかけ作り」をご紹介します。夫婦円満のために、ちょっとした工夫で夫をうまく動かすヒントをぜひチェックしてみてください♪
「今日は調子が悪くて…」と頼ってみる
家事を全然しない夫には、少し大胆な手段を試してみるのもアリです。「なんだか体調が悪くて…」と控えめに伝えてみてください。「頭痛がして動けないみたい」とリビングで横になりながら、
「ごめんね、今日はお皿洗ってもらえるかな?」
とお願いしてみましょう。多くの男性は、自分が頼りにされることを喜ぶ傾向があります。そんな時に、夫が動いてくれたら大チャンス!
お皿洗いをしてくれたら、「本当に助かったよ!ありがとう!」と全力で感謝を伝えましょう。夫を「頼られるヒーロー」のように感じさせると、次回も快く手伝ってくれる可能性がぐっと高まります。
ただし、この方法はあくまで“たまに”がポイント。頻繁に使うと信頼を失う恐れがあるので、適度に活用してくださいね!
「私が○○するから、あなたは○○お願い!」
夫に家事を頼むときは、具体的に分担を提案するのが効果的です。例えば、
「私が食器を洗うから、お風呂掃除お願いしてもいい?」
「ご飯を作るから、赤ちゃんのオムツを替えてくれる?」
といった形で、自然に役割分担を促しましょう。
こうすると、「自分も何かしなくては」と思わせやすく、夫のやる気スイッチを押すことができます。少しだけ罪悪感をくすぐるのもポイント。程よいプレッシャーをかけて、家事への協力意識を引き出しましょう!
夫が取り組みやすい家事から始める
家事に慣れていない夫に、いきなり「洗濯をして!」など難しいことを頼むのは逆効果です。まずは簡単で取り組みやすい家事からお願いするのがポイントです。
たとえば、男性が比較的やりやすい家事としては次のようなものが挙げられます:
- ゴミ出し
- お風呂掃除
- フローリング用ワイパーやコロコロ
- 食器の片付け
最初はこれらのシンプルな作業を頼んで、少しずつ家事の範囲を広げていきましょう。小さな成功体験が積み重なることで、夫も家事に前向きになってくれるはずです!
子供の力を借りてみる
少し気が引けるかもしれませんが、子供の力を活用するのも一つの手です。家事や育児を分担することで、お互いに余裕が生まれ、家族全体がハッピーになりますよね。
小さいお子さんがいる場合は、こんな方法で自然に手伝ってもらいましょう:
- 子供に「パパと一緒にお風呂に入りたい」とお願いしてもらい、お風呂担当を任せる。
- 「パパと一緒に寝たい」と子供に伝えてもらい、寝かしつけをお願いする。
また、逆のパターンも有効です。「ママとお風呂に入りたい」と言ってもらい、ママが子供をお風呂に入れる間に「その間に○○をお願いね」と夫に頼むなど、役割分担が自然にできるよう工夫してみてください。
可愛い子供のお願いには、夫も断りにくく、協力してくれる可能性が高いですよ!
最終手段:涙の力を借りる
どうしても夫が家事を手伝ってくれない時は、最後の切り札として「涙」を使うのも一つの方法です。普段は避けたい手段ですが、状況によっては有効です。
男性は「女性を泣かせる=自分の評価が下がる」という心理が働きやすく、女性の涙には弱いもの。これは、無意識に「頼られるヒーローでありたい」という気持ちを刺激するからです。
もちろん、頻繁に使うと効果が薄れるので、「ここぞ」というタイミングで使うことがポイントです。感情的な衝突を避け、穏やかに家事分担の話を進められるなら、一時的な手段として有効活用してみてください。
まとめ
夫が家事に協力してくれない問題は、多くの家庭で悩みの種になりがちです。しかし、ちょっとした工夫を加えるだけで、夫が前向きに家事に取り組むきっかけを作ることができます。
今回ご紹介した方法をおさらいすると、以下のようなポイントがありました:
- 「調子が悪い」と頼ってみる
夫の「頼られたい」という心理を利用しつつ、感謝の気持ちをしっかり伝えましょう。 - 役割分担を具体的に提案する
「私は○○するから、あなたは○○お願い」と伝えることで自然な形で家事に参加してもらえます。 - 簡単な家事からスタート
初めは取り組みやすい作業から始め、成功体験を積み重ねてもらいましょう。 - 子供の力を活用する
子供を介して自然に家事や育児を頼むことで、夫が受け入れやすくなります。 - 最終手段として涙を使う
本当に困った時には「涙」を武器にするのも一つの手段ですが、使いすぎには注意が必要です。
これらの方法を実践しながら、夫婦間でのコミュニケーションを大切にし、互いに協力し合える家庭環境を築いていきましょう。ちょっとした工夫が、夫婦円満の秘訣になるかもしれません!