お正月飾りを焼く「どんど焼き」。でも、何を持ち込めるのか、迷ったことありませんか?
「初詣で返しそびれたお守りやお札も一緒に処分したい!」という方も多いのではないでしょうか。実は、私もその一人なんです(笑)。
そこで今回は、「どんど焼きで燃やせるもの」について、詳しく調べてみました!
「どんど焼き」ってどんな行事?
「どんど焼き」とは、神社で行われる伝統的な行事の一つ。門松やしめ縄といった神様を迎えるための正月飾りを焚き上げ、
「神様、ありがとうございました!どうぞ、この煙に乗ってお帰りください!」
と感謝を込めて神様を天へお見送りする儀式です。多くの場合、1月15日前後に行われます。
また、どんど焼きでは書初めも一緒に燃やすことができます。このとき、紙が高く舞い上がると「字が上手になり、賢くなる」と言われているとか。もし本当に頭が良くなるなら、何枚でも燃やしたい気持ちになりますね(笑)。
地域によっては、以下のような風習も見られます:
- 焼いた鏡餅や団子を食べて、健康を願う
- 焚き上げた灰を持ち帰り、自宅の周りに撒いて厄除けとする
私の実家でも焼いた鏡餅をお雑煮にして食べていました。香ばしいおこげがなんとも美味しかったのを覚えています。
正しいお守りの取り扱い方をご存じですか?
調べてみると、お守りは本来、「いただいた神社やお寺にお返しする」のが正式なマナーだそうです。自分で処分したりゴミとして捨てるのはNG。返却する際は、
「これまで守っていただき、ありがとうございました」
と感謝の気持ちを込めることが大切です。返却の目安は1年程度とされています。
ここで気になるのが、「旅先で購入したお守りはどうすればいいの?」という点ですが、これは
近くの神社にお返ししてもOK
とのことです。このルールを知って一安心。私も旅行先でついお守りを買ってしまうので、「買った場所にしか返せない」となったら心配で手が出せません(笑)。
なお、お守りを返す時期に決まりはなく、年末年始に限らず1年中いつでも対応できるそうです。これなら安心して丁寧にお返しできますね!
神社のどんど焼きでお守りは処分できるの?
どんど焼きは、神様をお見送りする神聖な儀式で、「神社に納めることができるもの」であれば基本的に焼くことが可能です。たとえば、以下のものが含まれます:
- 破魔矢
- おみくじ
- お札
- 神具
- お守り
つまり、お守りもどんど焼きで処分できる場合が多いということです。
ただし、地域や神社によっては、
「お守りはNG!正月飾りのみ受付!」
というルールを設けているところもあります。そのため、最寄りの神社に事前に確認するのが確実です。はっきりとした答えにならず申し訳ないですが、安全策を取るのがおすすめです!
なお、神社と関係のない「年賀状」や「ぽち袋」はどんど焼きで燃やすことができませんので、ご注意くださいね。
まとめ
- どんど焼きは神様を見送る大切な儀式で、正月飾りや書初めを燃やして感謝を表します。
- お守りは、本来「購入した神社やお寺に返す」のがマナー。自分で処分したり、ゴミにするのはNGです。
- どんど焼きでは、神社に納めることができるもの(破魔矢やお札など)は基本的に燃やせますが、地域によっては制限があるので、事前に確認が大切です。
- お守りを返すタイミングに決まりはなく、1年中いつでもお返しできます。