昨年、私たちは娘のお宮参りを行い、その後、神社の近くにある料亭で両家の祖父母と一緒に食事会を開くことにしました。
しかし、この食事会の支払いについて少し悩んでしまいました。「誰が支払うべきか?」という点について、新しい親として同じように悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
お宮参り後の食事会は、家族全員が集まって赤ちゃんの成長を祝う大切なひとときです。しかし、支払いに関しては地域の風習や家族の考え方によって異なることがあるため、どのように進めるべきか迷ってしまうのは当然です。
今回は、私たちの実体験を元に、お宮参り後の食事会を開く際のポイントや支払いに関するアドバイスをまとめました。
これからお宮参り後に食事会を開こうと考えている方々の参考になれば幸いです。
お宮参り後の食事代は自分たちで払うつもりで
お宮参り後の食事会における支払いについてですが、地域によって習慣が異なるため、絶対的な正解はありません。
特に最近では、夫婦の実家が遠方にある場合も多く、伝統的な習慣が重視されることは少なくなっています。そのため、基本的には「自分たちで支払う」という気持ちで臨むのが良いでしょう。
とはいえ、祖父母は可愛い孫のためにお金を使いたいと思うものです。予想外に「お祝い金」をいただいたり、「食事会くらい出すよ」と言ってくれることもあります。
その場合は、ありがたく受け取り、そのお金を食事会の支払いに充てると良いでしょう。
事前に両家の祖父母に相談しよう
お宮参り後の食事会を計画する際、まずは両家の祖父母に相談することが大切です。地域によっては伝統を重んじるところもあるため、風習を踏まえた対応が求められることがあります。
「食事代は自分たちで支払おう」という気持ちを持つことも重要ですが、まずは両家の祖父母に、「お宮参りの後に食事会を開こうと思っているんですが、どうしたら良いでしょう?」と相談してみましょう。
もし、伝統的な習慣がある地域であれば、祖父母がその習慣を教えてくれるはずですので、その指示に従うと良いでしょう。
もし、両家の風習が異なる場合は、基本的に夫側(婿養子の場合は妻側)の家を尊重し、その家の習慣に合わせるのが無難です。
私たちの場合、実家が両方とも高速道路で約2時間の距離にあり、祖父母に相談したところ、「好きにして良い」と言われました。
そこで、お宮参りの神社や食事会の場所は夫の実家の近くに選び、個室のある料亭を予約して支払いまで私たちで行いました。
しかし、両家から「お祝い金」をいただいたため、最終的にはそのお祝い金で食事代を支払う形になりました。
お宮参りの伝統的な習慣
「お宮参りの伝統的な習慣」でよく見られるのは、次のようなものです。
・初穂料:夫側が用意することが多い ・赤ちゃんの着物:妻側が準備することが一般的
このように、お宮参りに必要な費用を両家が分担するケースが多いです。
また、食事会に関しては、お宮参り後に
夫側の実家で親戚を招き、赤ちゃんのお披露目も兼ねた食事会を開くことがよくあります。
この場合、食事会の費用は招待した側(夫側の実家)が負担するのが一般的なので、その分は遠慮せずに頼んでみましょう。
お宮参り後の食事会の値段の相場
「お宮参り後の食事会」では、金額の目安も気になるところですよね。
一般的には、1人あたり3,000円から8,000円程度が相場となっています(´ω`)
しかし、これは選んだお店や家庭の事情にもよるため、状況に応じて適切なお店を選ぶことが大切です。
私たちの場合、食事の予約はしていたものの、メニューについては「その場で各自好きなものを注文すればいいか」と思い、事前に決めていませんでした。
結果として、これが失敗に終わりました。
食事の場では、皆が遠慮してメニューを決められず、少し気まずい雰囲気が漂ってしまいました。
最終的に、「みんなで決めてほしい」と言われ、全員が5,000円のコースを選ぶことになりました。お店を予約する際は、メニューも事前に決めておくことをお勧めします!
まとめ
お宮参り後の食事会は、どのように進めるかについて悩む方も多いかと思います。地域の風習や家族の意向を尊重しつつ、自分たちの考えも大切にしながら進めることが大切です。
基本的には「自分たちで支払う」という気持ちを持ちつつ、祖父母からの「お祝い金」をありがたく受け取り、柔軟に対応するのが良いでしょう。
また、事前に両家の祖父母と相談し、風習に沿った形で食事会を進めることをお勧めします。
さらに、食事会の場所やメニューの選定にも工夫が必要です。金額の相場を考慮しつつ、みんなが楽しめる場を提供することが大切ですが、メニューの決定も事前にしっかりと決めておくことで、食事中の気まずさを避けることができます。
お宮参りは赤ちゃんの成長を祝う大切なイベントですので、食事会も皆が楽しめるように配慮し、良い思い出となるようにしましょう。